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症状: 骨増殖体

2010年11月16日

osteophyte

一般にはBone Spurとして知られています。


間接の使いすぎや(骨の)怪我からの回復経過で自然に回復しようとする作用のもとなぜか牙のような変形した骨が出来上がってしまいます。BoneSpurのよく現れる箇所は肩、背骨、手、尻、膝そして足があります。

間接を動かすたびに牙のようになった骨が筋肉に突き刺さったり神経に触れたりするので激痛が走ります。




最近このBoneSpurを持ったクライアントが二人いらっしゃいました。


お一人は四十肩がひどく日常生活をきたしている。トリガーポイントセラピーが(マッサージ)が適していると効いたので施術をして欲しいというメールをいただきました。

よく聞くと肩峰(acromion process)の内側、つまり手では触れることの出来ない場所にBone Spurがあるとのこと。


肩を動かすたびに肩峰により筋肉や神経が圧迫され激痛が走る
  ↓
肩を動かす機会が減る
  ↓
筋肉がこり始め やがて四十肩となる


この方はBone Spurのある場所が悪すぎる!

肩峰の形は">トンネルのようになっており、そのトンネルの内はローテーターカフの筋肉が通っています。肩峰の内側にあるBone Spurが筋肉や神経に突き刺さりー。

考えただけでも痛い!

Bone Spur自然に消えてなくなることはないでしょうし、Bone Spurが無くならなければきっと四十肩も無くならないと思います。でも手術で取り除くことは考えていないとのことですので現状況でのマッサージのリミットをお伝えしました。




もう一人の方は16年前の交通事故による後遺症がBone Spurを引き起こしました。

交通事故に遭った際に胸椎Th7-8を損傷。

かなりのダメージだったようで医者から将来関節炎とBone Spurになるだろうと宣告されたとおり、現在その箇所にBoneSpurが出来ていることがMRIにより確認できたそうです。




このBoneSpur, 残念ながらマッサージではどうすることも出来ません。
(マッサージセラピストが骨に対する施術をしてはルール違反でライセンス剥奪!)

関節炎や滑液包炎でもないのに間接を動かすと痛いという方はもしかしたらこのBoneSpurが出来ているかもしれません。主治医に相談してレントゲンで調べてみることをおススメします。










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Posted by miki-yaimayu at 13:04│Comments(0)クリニック
 
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